先日、塩竈市と松島町、そして塩竈市の浦戸地区の野々島、桂島、寒風沢島に慰問に行って参りました。
松島町は「ふたりの大漁節」の時に、端巌寺で歌の奉納をさせて頂き、そのあと船で塩竈市の野々島に渡り、島の人達とバーベキューをして牡蠣を御馳走してもらったり、拡声器で歌わせて頂いた思い出の地です。
そして塩竈市は、昨年のちょうど桜の季節に、塩竈神社から「歌謡コンサート」の中継をさせて頂いた場所でもあります。
そういったご縁で、今回は8ヶ所の避難所を、訪ねさせて頂きました。
先日、再開した仙台空港から塩竈市に入ったのですが、空港はあの衝撃的な映像から、よくこの早さで復旧出来たな、と思うくらいに綺麗に整備されておりました。
ですが、塩竈市までの道中は想像を絶する光景で、言葉も出ませんでした。
こうした物的、人的被害が大変なのは分かっておりましたが、今、現地の方々は風評被害に悩んでおられます。
以前の活気を取り戻す為に、町の皆さんが観光客の皆さんをお迎えすることを、心待ちにしております。
日本三景のひとつでもあります松島に、また大勢の観光客が訪れる日を、私もお祈り致しております。
そして、塩竃の島々の美味しい牡蠣や海苔が、一日も早く食べられますように…
今回訪れた避難所の皆さんは、本当に明るくお元気で、逆にこちらが勇気を頂き、もっともっと頑張らなきゃ!と心を新たに致しました。
皆さん、ありがとうございました。
そして、まだまだ大変だと思いますが、お体にお気をつけて避難所生活を送って下さいませ。
今回お世話になりました塩竈市職員の皆様、松島町職員の皆様、野々島朝日丸の船長さん(以前も乗せて頂きました)に、寒風沢島第七英丸の船長さん、そしてタクシーのドライバーさん。皆さん自身も被災者であるにもかかわらず、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。