
ファミリーの皆さん、また一週間が始まりましたね。
さあ、頑張りましょう!
o(^o^)o
さて、一昨日は三越劇場で行われている、新派の初春公演を拝見して参りました。
水谷八重子さん、波乃久里子さん、そして何度か私の公演にも出て下さった丹羽貞仁さんもご出演でした。
舞台は昭和28年、葛飾にある医院の家族の物語。
近くには妹夫婦、戦死した弟のお嫁さんが住んでいます。
そんな息子達の元に、尾道から年老いた両親が訪ねて来るところから始まり、その両親を中心に物語が展開していきます。
テレビは電気屋さんに行かなきゃ観られない、高度成長期の少し前の時代ですから、お爺ちゃんのオナラを聞いて孫達が大笑いし、それをマネしてはまた笑い、そんな微笑ましい場面では客席にも笑いが起こりました。
一緒に過ごすうち、息子家族には息子達の生活があり、娘夫婦も頼りにならず、自分達の居場所がない事を悟り田舎に帰る事を決めたところで大変な展開となります。
さあ、どんな結末になりますか、ぜひ劇場でご覧になって下さい。
(^-^)v
お芝居自体派手さはなくても、あの時代を知っている方は懐かしく思い、知らない世代の方でも日常の生活をする中で、共感できるお話に、きっとお客さまもご自身の人生を重ねてご覧になったことと思います。
新派だからこその、じっくりと染み入る素晴らしいお芝居でした。
演出は山田洋次監督。
たまたま山田監督も観劇されていらっしゃったので、ご挨拶させて頂きました。
山田監督、お目にかかれて光栄でした。
ありがとうございました。
m(_ _)m