13年前、難病と闘っている子どもたちの夢をかなえ、生きる力や病気と闘う勇気を持ってもらいたいと設立された、「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」というボランティア団体の活動で、白血病と闘う田中優也君の「坂本冬美に会いたい」という夢をかなえてあげようと、まだ10歳の優也くんがレコーディングスタジオを訪ねてくれました。
年齢を考えるとアイドルに会いたい、とかスポーツ選手に会いたい、という子供達がほとんどだったと聞きました。
そんな中、優也くんは演歌歌手の私を選んでくれたんです。
はにかみながら、照れくさそうに笑ってくれた優也くんの笑顔が忘れられません。
残念ながらその翌年、帰らね人となり、十三回忌法要を終えたと、今日お越し下さったお母さまから伺いました。
今日も、きっとお母さまと一緒に観てくれていたと思います。
優也くんに私の歌声が届きましたか？
お母さまから頂いたお花を飾らせて頂き、優也くんを偲びたいと思います。
優也くん、そしてお母さま、ありがとうございました。
m(_ _)m